「ゴメン。別れよう?」  「今なんて?」 「別れて欲しいの。こういう関係を終わりにさせて欲しいの。」 「・・・どうして?理由は?」 「・・・、嫌いになったの、貴方のことが。恋人として。」 「・・・そう・・・。なら、しょうがない・・・。」 「もちろん仲間としてはずっと変わらないでいるつもり。」 「解った」 ーーーーさよなら 『 r e g r e t 』  私の恋人はシャーマンキングに最も近しい男・ハオ。  恋人と言っても、もう違うんだけど・・・。  さっきまでは私の最愛の恋人だった人。  最愛なのは今だって変わらない。  嫌いになったなんて嘘に決まってるでしょ?  貴方の事だからこう言わなきゃダメだと解ってたから。  こう言えば私の事考えてくれてる貴方だから、  それ以上聞かないでくれるって解ってたから。  ごめんね。  私の我が儘で。  あの人達のあんな言葉を信じたわけじゃないけど・・・・。    「。ちょっと話があるんだけど〜、来て?」  団欒、というのは少し語弊があるかもしれないが  一日に何度か、仲間がハオを囲んで集まってくることがある。  そのときには数人に声を掛けられた。    ハオは昔も今も素晴らしいカリスマ性を持っている。  ただ、それだけではない。  優しさ、気配りなど人間として・男性としての魅力も備え持っている。  そのせいで恋人であるを敵視する人間も少なくなかった。  その一角であるグループからの呼び出された。  そのグループからは少し前から嫌がらせが続いていた。  もちろん彼に嫌がらせのことは言っていない。  心配を掛けるわけにはいかないし、  自分の仲間にそんな奴らがいるなんて知らせるのはなんだか気が引ける。    「いいけど、何?」  「じゃあハオ様♪ちょっと失礼しま〜すvvv」  また幼稚な嫌がらせかと思うとうんざりした。  彼女たちはハオの目が届かない所までを連れて行くと を囲むような形になっていた。  そして、ハオの前とは全く違った態度と声になっていた。  「あんたさ、ハオ様に本気で相手にして貰ってるとでも思ってるわけ?」  「あんたなんか遊びに決まってんでしょ?」  「そうよ、バカじゃないの!?」  口々にに浴びせられる心ない言葉。  は目をゆっくりと目を閉じ静かに聞いているだけだった。  ハオが愛してくれているのはちゃんと解っているから。  そんな言葉には偽りの動じない。  「それにさ、あんたみたいなのがハオ様の周りで うろうろしてたらどーなるか解ってる?」  「・・・え?」  今まで静かに聞いていたが目を開けその言葉を発した相手を見つめた。  すると相手はくすっとイヤな笑いを浮かべると続けた。  「やっぱり解ってないよね〜。  あんたみたいなのがハオ様の周りでうろちょろしてると足手まといになるの!  ハオ様を狙ってくる奴らはまず弱いあんた狙うに決まってるでしょ?  ハオ様は優しいからやっぱり仲間を見捨てたりできないのよ。  でも、あんたなんかいちいち助けてたら近いはずの  シャーマンキングの道も回り道することになるの!」   は言葉を失った。  “愛してる・側にいたい” という気持ちだけで今までハオの隣に寄り添ってきた。  足手まといになるなんて考えたことがなかった。  こんなのただの彼女たちの嫌がらせ。  でも・・・違うなんて言い切れる自分はいなかった。    ハオの目指す目標は私の目標。  ハオの幸せは私の幸せ。  私が近くにいることで貴方の夢が遠くなるくらいなら  貴方の側を離れるなんてなんてことない。  貴方のことが大好きだから。    In my heart , always love you. For your heart , I can be anything.  嫌いになったなんて・・・    嘘だよ・・・。   ←BACK   NEXT→ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ☆あとがき☆  久しぶりに文章書いたな・・・。  仕事した〜っていう充実感でいっぱいです。  なんだこの微妙なドリームは!?  こりゃ本当にドリームか?!  ハオ様ちょっとしか出てこないし!  すみません・・・。  ちなみにこの話のタイトルは私の大好きなRAGFAIRの歌です。  その歌をBGMで書いてイメージに使わせて貰いました。  そして最後の英文も歌の歌詞でございます。  “私の心の中では、いつも貴方のことを思っているの。  貴方の為になら私は何にでもなれるわ。”  みたいな訳です。  これはIn My Heartって歌です。  歌の方は男性目線なんですけど  この話では女性なんで訳もちょっと女性風にさせてもらいました。  取り敢えず良い歌なんです2つとも。  毎度毎度お目汚ししてすみません!  消えます!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・