魂の記憶〜V〜 「おお!気がついたか、」 「はい…」 「葉王殿に感謝せねばな。」 そう言われて葉王の方を振り向くと 、葉王は優しく微笑んでいた。 思わず赤くなってしまったので俯いた。 (なんて優しい顔をするんだろう…) 「?」 父に言われ、慌てて 「あ、有難うございました…」 それだけなんとか言った。 「少し外してよろしいですか?」 葉王が父に言い部屋を出ていった。 その後父の方からさんざんに 葉王のを助けた時の活躍を聞かされた。 まぁ嬉しかったからよかったのだが。 「…ところで」 「なんでしょう?」 「お前、好いている者はいるか?」 「えっ…。」 想像もしなかった問いに驚いたが、 それ以上にちょうど今考えていたことを言われたのでドキッとした。 実は会った時から葉王のことが頭から離れなかった。 こんなことは初めてでどうしたら良いかと 密かに悩んでいる最中だったのだ。 「いえっ…しかし突然何故ですか?父上。」 父はぱっと顔を明るくして 「そうか。実は最近お前の夫を決めなくてはと思っていてな、 何人か候補はいるのだが…先程の葉王殿はどうだ?」 「えっ//」 「お前が嫌ならよいのだが…」 「いっ嫌などではございません!ただ…あまりに唐突なので…」 「ははっそれは結構!その様子ではお前も葉王殿を好いているようだな。 互いに想っているのならそれ程良いことはなかろう!」 「…どういう…」 「僕の方から御頼みしたのです。」 「!!」 いつのまにやら葉王が襖の向こうに立っていた。 そっと戸を開けて入ってくると、の床の隣に正しく座り 「の君をお任せ頂けますか。」 と丁寧に頭を下げた。 「こちらからもお願いしよう。は霊感体質なので 葉王殿のような方になら安心してお任せできるしな。良いな?。」 「……はい。」 あまりの展開に夢でも見ているかのような心持ちだったが、 嬉しい気持ちが数倍上回る。 ただ、お互い今日まで名は聞いたことがあっても ほとんど会ったことなどなかった、そんな間柄なのだ。 この時代ではそう珍しいことではないけれど… これが初恋のにはやはりかなりの戸惑いがある。 (何を話たらいいんだろう…) しばらく沈黙が続いた。 そっと葉王の顔を見てみると、それに気付いた葉王がにっこり笑った。 不思議な笑み。 そう感じた。 今まではただ優しいとだけ思っていたけれど…。 (何か悩みでもあるのかな。これから少しでも力になれたらいいな…。 ) そう思った時、 「有難う…」 突然そう言われた。 「…えっ」 「貴女になら本当のことを話せる…。」 その後霊視の力について話された。 でも私は受け入れられる、そう思った。 私自身、変わった体質なわけだし。 その後、とにかく話た。お互いを分かるために。 好きの気持ちは愛しい気持ちへと変化をとげ、 その夜は麻倉の屋敷に招かれ共に一夜を過ごした…。 NEXT
あっあれ?これは…ついに夜を過ごしてますね・・・。 なんか今までで一番恥ずかしい作品かも。 書くのは楽しいけど。 葉王様に頭下げさせるとは何事でしょう。 言葉使いが分からないし、人格が間違ってるし…。 恥かしいったらないです; それに、 このままだと制限ありの裏…設立も遠くないかも…? (最近時間が無いんですけどね〜 泣)